二代目店主のそば打ち歴 神のお告げが・・・

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神のお告げが・・・

 ある朝、いつもの様に二八そばを作っていました。
無心でそばを打っていたのですが、突然、頭の中に「これってそばうどん」と言う声が。
それまでそんな事思っても考えても無かったのですが、神の声が聞こえる様に。
それ以降十割そばを作ったり、二八そばを作ったりの思考錯誤が続きました。
その頃そば粉は、北海道・長野・茨城の三社から購入していました。
その中の一社、高山製粉の専務が訪ねて来られました。
お話をしている時、
「十割そばは簡単に作れませんし技術力のアピールにもなります。」と、
十割そばを熱心に勧めてくれました。
「十割そばは、簡単に作れますよ」
「それなら十割そば販売しなさいよ。」
翌日、十割そばを作り販売しました。
常連さんやそば通のお客様にも、ご意見をお聞きしたりもしました。
一年中出せる様なら、十割そばを看板にしようと考えました。
夏場も十割で出せましたし、年間通じてもこれなら二八そばに負けないと確信したのでした。
高橋さんの弟子になりたい思いは、ここで諦めがつきました。
 二八そばも今でも好きですが、食べていて小麦粉の香りがしてくる時が、現実に引き戻されるんです。
その時の製粉の具合とかあるので、十割に固執はしていないんですけど。
三年営業して一年だけですね、割粉(一割)を混ぜて出したのは。
店にその様お知らせして、営業しましたけれど。
二八が美味しい、十割が美味しいとの議論は必要ないと思います。
好みなのですから。
でも、そばその物の味・こし・風味がストレートにでる十割そばが、私は好きなのです。

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